GPSプロッターの選び方
魚群探知機 ~ レーダー | お役立情報 - (株)ナビテック
- ここではGPSプロッターのみの機械の選び方をご紹介します。
- GPS魚探の場合はこちらを参考にしてください。➡GPS魚探の選び方
用途から選ぶ
船による海釣り用
- 一般プレジャーボートの場合、主に6.5型~10.4型を選択します。
- GPSプロッターのみの機械を扱っているメーカーがあまり無いので、かなり限定されます。
※6.5型/8型の場合、SONIXしかありません。- おすすめ機種 6.5型/8型
●SPC-65Ⅱ(6.5型) ●SPC-80Ⅱ(8型) - おすすめ機種 10.4型
●HE-732S
- おすすめ機種 6.5型/8型
バスフィッシング/ワカサギ用
- バスフィッシング/ワカサギ用のGPSプロッターのみの機械はありません。
- GPS魚探になりますのでこちらを参考にしてください。➡GPS魚探の選び方
- HONDEXの場合、主な湖、川などの等深線は入っております。
プロ向け
- プロ向けの場合、マークの形や色、航跡の色など簡単に操作できる物を選択してください。
- 主に10.4型以上の機種を選択します。
- おすすめ機種 10.4型
●HE-732S ●GTD-121 - おすすめ機種 10.4型以上
●HE-152S(15型) ●GTD-161 ●GP-3700(12.1型)
- おすすめ機種 10.4型
地図で選ぶ
- 現在国内メーカーの物では、メーカー独自の地図とニューペック地図があります。
- メーカー独自の地図の場合、等深線の入っている数が少な目となっています。
- また、全国地図が入っていない場合もあります。
ニューペック地図にこだわる
- ニューペック地図が入っている機種は現在2社しかありません。
- 地図は非常に細かいですが、欠点として細かすぎて地図が見難い、などがあります。
- GPS魚探であれば FURUNO が扱っています。
全国地図にこだわる
- 国内メーカーの場合、SONIXを除き全てのメーカーが全国地図を採用しております。
※FUSOはGPSプロッターのみの機械は扱っておりません。
等深線にこだわる
2ステーションの注意事項
画面の向きに注意!
- 親機が縦型の場合、横型のモニターを使用すると画像が横を向いて表示されます。
JMA-1030シリーズの例
- これを回避するには縦型のモニターを使用するか、横型のモニターを縦に取り付けるしかありません。
画像解像度に注意!
- 市販モニターを使用する場合、画像解像度に注意してください。
- たとえば親機がVGA(640×480)の場合、市販モニター側でVGA(640×480)が選択できないと映りません。
輝度に注意!
- 市販モニターを使用する場合、十分に輝度が明るくできたり暗くできたりする物を選ぶ必要があります。
- 十分に輝度が明るくできないと屋外では見え難くなります。
- また、十分に輝度が暗くできないと夜間に眩しくて操船に障害がでます。
電圧に注意!
- 家庭用モニターを使用する場合、電圧は100Vです。
- DC-ACインバーターが必要になりますが、擬似正弦波の場合、モニターが動作しない場合があります。(モニターが故障する場合もあります)
潮風に注意!
- 家庭用モニターを使用する場合、防水加工がされていないと数年で故障します!
(船内に設置しても故障するケースが多々あります)
ケーブルに注意!
- 親機と子機を繋ぐケーブルは殆どの機種でd-sub15ピンのケーブルを使用します。
- 市販のd-sub15ピンのケーブルを使用する場合、親機と子機の距離が関係し、距離が近い場合は細いケーブルでも構いませんが、遠い場合は十分太いケーブルをご使用ください。
以上のことから専用のマリンモニターを使用することをおススメします。
マリンモニターは高価なため、PCモニターなどを使い捨て覚悟で使用する方もみえます。
また、純正モニター以外のマリンモニターやPCモニターを使用する場合、周波数により映像が出ないことが稀にあります。